top of page
歯科治療器具

矯正歯科

Orthodontics

当院の矯正治療

月に一度、矯正歯科治療を専門とする歯科医師による確かな矯正治療を提供しております。小児から成人まで、患者様に適した矯正の計画をご提案いたします。

また、当院の矯正治療ではセファログラム(頭部X線規格写真)を使用します。

顔面、頭部のレントゲン写真を正面・側面から撮影し、矯正治療を行う為に分析、診断します。

このセファログラムで撮影したデータを元に、歯並びやかみ合わせ、顎の位置関係などもしっかりと診断いたします。

Orthodontics correction of jaws with clear bracket_edited (1).jpg

矯正治療の目的

矯正治療は、単にガタガタの歯並びをきれいな歯並びへ改善することではありません。

一番重要なことは「咬み合わせを良くする」ことです。

歯には食べ物を噛み切ったり、すりつぶしたりする機能がありますが、歯並びや咬み合わせが乱れることでその機能を損ね、咀嚼不良が起こります。しっかり咬む事が出来ず、下アゴの関節に負担がかかり顎関節症になりやすくなります。

また、歯並びが悪いと歯磨きが難しいため、汚れが残りやすい口腔内環境となりむし歯や歯肉炎、歯周病にかかりやすくなります。歯並びの悪さは、歯の寿命を短くする要因となります。

食事をする上で一生使っていかなければならない歯は貴重な財産です。咬み合わせを治療し、バランスよく咬めるということは、今後の人生に大きなメリットをもたらします。

歯並びが悪いと・・・

  • 歯磨きがしづらくむし歯になりやすい

  • 上手く咬めず、顎の成長が遅れる

  • 顎に負担がかかるため、顎関節症になりやすい

  • 息が漏れやすいので、滑舌や発音が悪くなる

  • コンプレックスを感じて、何事にも積極的になれない

molar025.png

歯並びの種類

上顎前突
(じょうがくぜんとつ)

yy1-jougaku.png

いわゆる“出っ歯”の状態です。上の前歯、もしくは上顎が全体的に前へ突き出ています。原因には遺伝の他、指しゃぶり、口呼吸といったクセが挙げられます。

交叉咬合
(こうさこうごう)

hanarabi5.png

上下の歯の中心がズレ、一部の咬み合わせが交叉してしまっている状態です。食べ物を奥歯ですりつぶしにくくなり、顔の歪みを引き起こすこともあります。

叢生
(そうせい)

hanarabi2.png

歯同士が重なり合い、凸凹になっている状態です。八重歯もこの一種です。歯が顎の大きさと比較して大きい場合に起こりやすくなります。

開咬
(かいこう)

hanarabi4.png

奥歯を咬み合わせた時、前歯が閉じない状態です。食べ物を咬み切りにくくなり、空気が漏れることで正しい発音を妨げることがあります。

反対咬合
(はんたいこうごう)

yy2-kagaku.png

いわゆる“受け口”のことで「下顎前突(かがくぜんとつ)とも呼ばれます。発音に悪影響が及び、咀嚼(そしゃく)がしにくくなることもあります。

空隙歯列
(くうげきしれつ)

hanarabi1.png

いわゆる“すきっ歯”と呼ばれる状態です。歯と歯の間にすき間ができており、食べ物が挟まりやすいといった問題が生じます。また、見た目にも目立ちます。

過蓋咬合
(かがいこうごう)

hanarabi3.png

“オーバーバイト”とも呼ばれるもので、下の歯列を上の歯列が深く覆っている状態です。食べ物がかみ砕きにくく、発音の妨げとなることがあります。

矯正治療の種類

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、治療開始時に歯の表側一つ一つにブラケットと呼ばれる装置をつけて、ブラケットをつなぐようにワイヤーを通し、ワイヤーが引っ張る力で歯並びを整えていきます。

もっとも実績があり、他の矯正に比べて、幅広い症例に対応できることが一番のメリットであり、歯を動かす力が強く、非常に重度な歯並びでも矯正治療が可能です。

歯の表面にブラケットやワイヤーは金属だけでなく、セラミックなど目立たない素材もお選びいただけます。

GettyImages.jpg

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、コンピューターにより作製されたカスタムメイドのマウスピースを用いた最新式の矯正治療です。

一人ひとりの歯に合わせて作製される矯正装置を装着し、治療の段階に合わせて新しいマウスピースに交換しながら徐々に歯を動かして歯列を矯正します。

GettyImages_edited.jpg

MTM(部分矯正)

MTM(Minor Tooth Movment)とは、動かす歯を数本に限定して矯正治療を行う部分矯正のことです。

隙間のある前歯を移動させたり、ブリッジを入れる前に、歯の傾きや位置を一部だけ治すケースに適しています。生体主導型の考え方で残せる歯は可能な限り残こし、削らなくてもよい歯は極力削らないという治療方針で、ブリッジを入れる前の治療に適応しています。

teeth-character032.png

子供の頃からの対策を

小児矯正のことをⅠ期治療といい、6〜12歳が適応となります。
歯並びが悪くなる主な原因は顎のスペースが十分にないことで、これにより新しく生えてくる歯が他の歯に押し除けられ歯列から飛び出すように生えてしまいます。
これは遺伝的な要素もありますが、食生活や悪習癖も少なからず関係しています。
このため、小児矯正では上顎スペースの拡大を目的(顔貌に影響はありません)とし、これにより歯が綺麗に生え揃うことが期待されます。
歯並びが乱れると、口呼吸、舌の位置が正しい位置にない、嚥下(飲み込み)に異常があるなどの症状が現れたり、さらに歯並びを悪化させたりします。
お子さんが鼻ではなく、口で呼吸していてお口がポカンと空いていませんか?
口呼吸は、口腔内の乾燥、口臭、むし歯のリスクの増大にも関係しています。
お子さんが乳歯の時期から対策をすることで、正常な歯並びの永久歯に生え変わる可能性があります。
正常な歯並びは、一生ご自身の歯で生活できる最初の第一歩です。
ご自身では歯並びや咬み合わせが正常かどうかということは判別が難しいと思いますので、ぜひ一度当院までご相談ください。

小児矯正.png
bottom of page